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「ちんぷんかんぷん」分析

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情報技術を勉強しているとよく

「ちんぷんかんぷん」

という状態に陥る。

この状態というのは「全くもう何がどうなっていて、どうするものなのかも分からない」という状態だ。


この状態に陥った時、大体自分は二個以上の分からない事に直面している、という事が多い。

もし分からない事が一つならば、分からない「対象」は一つになる。

とすると少なくとも、その背後の文脈からその対象がおおよそどんな意味を持つのかを推測する事が出来る。

その為、ちんぷんかんぷんという状態になることは少ない。


だが、もしその分からない事が2つ存在していると少々厄介な場合がある。

別に分からない対象が、それぞれ別に2カ所存在しているのなら、それは大した問題ではない。

分からない対象が一つの時と同じで、文脈からの推測がなりたつ。

だがその対象二つが重なり合った場合、そこには文脈からの推測が全く出来ない部分が存在してしまう。


あと主語・修飾語・述語の内、2つが分からなくなると文意を全く読めなくなる、というのも理由かもしれない。


ましてこれが三つ四つとなると、もうお手上げになる。

特にタチが悪いのは、分からない事が増えて行くと、

何か分からないことを調べる→調べた結果の中に分からない事が存在する

の連鎖が発生して、時間に制約が有る場合もうどうにもならない場合がある。


ということで、もし「ちんぷんかんぷん」な事に直面したら、分からない事を抽出して、その内安易に理解できる物から調べていく、というのが理論上最速の理解法なんじゃないか、というのが俺の持論である。

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